MAYAでオブジェクトなどを作成して増やしていくとわざわざアウトライナーなどを開いて選択していくのが面倒な時があります。
特に階層構造が極端に下にあるものだとアウトライナーで選択するのが大変ですし、ビューポート状でオブジェクトが重なった状態で下にあるものを選択しようとすると他のものを非表示にしたり、Isolateにしたりと手間がかかりますよね。
そんな時に便利なのが、オブジェクトの名前を入力して選択する方法です。
名前を入力してオブジェクトを選択する方法【MAYA】
例えば上の画像の様にオブジェクトがいくつかあったとして、ビューポートでは選択しにくい場合やアウトライナーを表示せずに選択したい場合があります。
そういう場合には前もってオブジェクトに覚えやすい名前をつけておくのが前提になりますが、名前入力で選択するのが楽です。
入力フィールドでオブジェクトを選択
名前入力でオブジェクトを選択するには画面上部(シェルフなどの上)にあるステータスラインの右から2番目にある「入力フィールド」を使用します。
閉じていて見えない場合があるのでこの様に表示します。
Select by Nameモードで選択
入力フィールドの□に十字のマークをクリックして、「Select by name」を選択します。
あとは選択したいオブジェクトの名前を入力します。
覚えやすい様にあらかじめオブジェクトにはわかりやすい名前をつけておくのがオススメです。
入力フィールドに名前を入力した状態でReturn(Enter)を押すと入力した名前に合致したオブジェクトが選択されます。
オブジェクト以外でもトランスフォームノードなども名前入力で選択することが出来ます。
入力フィールドを使ってオブジェクトの名前で選択する「Select by name」は非常に便利な機能なので、まだ使ったことのない方は是非使ってみてください!