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ガジェット

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エルゴノミクスキーボードアイキャッチ

ガジェット

2022/4/2

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ガジェット

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キーボード入力を効率化できる「キーボードマーキングシール」買ってみた

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美術解剖学

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美術解剖学

2021/5/27

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美術解剖学

【美術解剖学】頭部の筋肉をイラストで解説

美術解剖学頭部の筋肉アイキャッチ

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人間の筋肉の中でも一番目立つ位置にあるのが頭部の筋肉です。

 

特に頭部の前面にある顔の筋肉はキャラクターイラストなどを描く際やキャラクターのモデリングをする際に重要となる部分でもあります。

 

顔の筋肉の構造を知る事によってより説得力のあるイラストを描く事ができるようになったり、リアリティーのある人物モデルを作ったりすることができるので、知っておくと沢山のメリットがあります。

 

今回は美術解剖学の中でも特に作品制作に関して役に立つ「頭部の筋肉」に関して、実際に作成したイラストを使って解説していきます。

 

美術解剖学を知ってイラストなどに役立てたい方は参考にしてみてください。

こんな方におすすめ

  • 美術解剖学の知識を得たい方
  • 顔の筋肉の知識をイラストやモデル制作に役立てたい方
  • とにかく筋肉について知りたい方

 

【美術解剖学】頭部の筋肉をイラストで解説

 

頭部にある筋肉は人間の中でも目立つ部分にあるため、イラスト制作などでも必要になる場合が多いです。

特に顔の浅層にある筋肉である表情筋は人間の感情を表す表情をつくったり、食べ物を食べる時やしゃべるときもよく動きますよね。

 

頭部の筋肉は意思によって自由に動かせる随意筋ですが、

他の筋肉と違って関節を動かす機能というよりは筋肉のみで表情をつくる機能が多いです。

 

頭部にはそれぞれの目的ごとに複数の筋肉がついているので、今回は頭部の筋肉とその役割についても簡単に解説します。

 

≫【美術解剖学】筋肉の基本形状と構造を解説

 

頭部前面の筋肉

頭部の筋肉_前面

頭部前面の筋肉

頭部の前面の筋肉はこのようになっています。

 

表情をつくるための筋肉の他、咀嚼に関連するものや瞬きをする際に使われるものなどがあります。

 

▼それぞれの筋肉の名称と機能については以下にまとめました。

筋肉の名称 機能と役割
後頭前頭筋・前頭筋(ぜんとうきん) 眉を引き上げる
側頭筋(そくとうきん) 下顎を引き上げて咀嚼
眼輪筋(がんりんきん) まぶたの開閉
眉毛下制筋(びもうかせいきん) 眉を下に動かす
鼻根筋(びこんきん) 眉間にシワを寄せる
鼻筋(びきん) 鼻を広げたりシワを寄せる
上唇鼻翼挙筋(じょうしんびよくきょきん) 上唇と鼻翼を引き上げる
上唇挙筋(じょうしんきょきん) 上唇と鼻翼を引き上げる
小頬骨筋(しょうきょうこつきん) 上唇を上部後方に引き上げる
咬筋(こうきん) 咀嚼する
笑筋(しょうきん) 口角を外側に引く、エクボをつくる
口角下制筋(こうかくかせいきん) 口角を下外側に引く
下唇下制筋(かしんかせいきん) 下唇を外方向に引く
オトガイ筋(おとがいきん) 顎にシワを寄せる、下唇を押し上げる

 

後頭前頭筋・前頭筋(ぜんとうきん)」は眉の上についている筋肉で、後頭前頭筋(こうとうぜんとうきん)の名前の通り、頭部の前後についた筋肉の前部にあるもののことを呼びます。主に眉を引き上げたり、額にシワを寄せる時に動きます。

 

 

側頭筋(そくとうきん)」は頭部の側面についている扇状の筋肉で、下顎骨(かがくこつ=したあごの事)を引き上げ、食物を咀嚼する際に収縮します。

 

 

眼輪筋(がんりんきん)」はまぶたの開閉などに作用している筋肉で、この筋肉によって目の表情が作られるので重要です。

キャラクターモデルを作る際にはこの筋肉の形状に合わせてトポロジー(ポリゴンの並び方)を考えていくこともあります。

 

 

眉毛下制筋(びもうかせいきん)」や「鼻根筋(びこんきん)」などは眉間にシワを寄せたりする際に機能する筋肉なので、眉の感情表現などをする際には知っておくと便利です。

 

 

鼻筋(びきん)」「上唇鼻翼挙筋(じょうしんびよくきょきん)」はいずれも鼻周辺を司っている筋肉です。

シワを寄せたり鼻を広げたりする際にはこの周辺の筋肉が相互的に作用します。

 

 

上唇挙筋(じょうしんきょきん)」や「小頬骨筋(しょうきょうこつきん)」は上唇を上方に上げて表情を作る作用をしています。

 

 

咬筋(こうきん)」は側頭筋と合わせて咀嚼する際に使われる筋肉です。側頭筋が下顎骨を引き上げるイメージなのに対して、咬筋は歯を上顎に押し付ける(咀嚼)イメージの強い筋肉です。

 

 

笑筋(しょうきん)」は頬の外側に向かって伸びる筋肉で、口角を引いたりエクボを作ったりする際に使われる筋肉です。

 

 

口角下制筋(こうかくかせいきん)」は口角を下側に引き下げる際によく使われ、「下唇下制筋(かしんかせいきん)」は下唇の下にあり外側に引いたりする場合に使われます。

 

 

オトガイ筋(おとがいきん)」は顎の先についている筋肉で、下唇を上げたり顎にシワを寄せたりする際に使われます。

 

 

頭部側面の筋肉

頭部の筋肉_側面

頭部側面の筋肉

頭部を側面から見た筋肉はこのようになっています。

 

▼側面から見た頭部の筋肉は以下。

筋肉の名称 機能と役割
後頭前頭筋・前頭筋(ぜんとうきん) 眉を引き上げる
後頭前頭筋・後頭筋(こうとうきん) 眉を引き上げる
側頭筋(そくとうきん) 下顎を引き上げて咀嚼
鼻根筋(びこんきん) 眉間にシワを寄せる
眼輪筋(がんりんきん) まぶたの開閉
鼻筋(びきん) 鼻を広げたりシワを寄せる
上唇挙筋(じょうしんきょきん) 上唇と鼻翼を引き上げる
大頬骨筋(だいきょうこつきん) 上唇を上部外側に引き上げる
口輪筋(こうりんきん) 口を閉じる、口元の表情をつくる
笑筋(しょうきん) 口角を外側に引く、エクボをつくる
下唇下制筋(かしんかせいきん) 下唇を外方向に引く
口角下制筋(こうかくかせいきん) 下唇を外方向に引く
咬筋(こうきん) 咀嚼する

 

後頭部には頭部前面と同じく「後頭前頭筋・後頭筋(こうとうきん)」があり、眉を上に引き上げたりする作用を持っています。

 

 

大頬骨筋(だいきょうこつきん)」は外側上方に向かって伸びている筋肉で、上唇を引き上げる作用を持っています。

 

 

口輪筋(こうりんきん)」は唇の周りにある筋肉で、眼輪筋とおなじように様々な表情を作り出す際に使われる筋肉です。

 

 

 

頭部背面の筋肉

頭部の筋肉_背面

頭部の背面の筋肉です。

 

後頭部には「後頭筋(こうとうきん)」があるのみですが、頭蓋骨には「帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)」という腱でできた膜が張り付いています。

 

また後頭筋の下部当たりから頸部の筋肉が始まっています。

 

筋肉の名称 役割
後頭前頭筋・後頭筋(こうとうきん) 眉を引き上げる

 

まとめ

今回は頭部の筋肉とその役割について紹介しました。

 

表情筋など重要な筋肉が沢山ある頭部の筋肉は、体の筋肉よりも先に覚えておきたい重要な部分になります。

キャラクターのイラストやモデルを作る時にも頭部の筋肉の知識は大いに役に立つと思います。

複雑で難しい構造ではありますが、人体の知識を活かした作品制作をしたい方は勉強してみてはいかがでしょうか。

 

 

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夏ワタル

デザイナー/イラストレーター。 イラスト制作や3DCG制作に関するTipsを発信しています。 才能ゼロでもイチから独学で絵が描けるようになる方法を研究中。 MAYAとSubstanceシリーズをメインに使っています。

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