こんにちは。
兼業でイラストレーターやってます夏ワタル(@summering26)です。
今回はイラストを描きたいと思っているけどどのソフトを使えばよいかわからないという人に向けて、
イラストを始めるには絶対にPhotoshopから始めるべきと思う理由について書いていきたいと思います。
イラストを描くならPhotoshopから始めるべきと思った理由
世の中にはいろいろなイラストを描けるソフトがありますよね。
有名なのがPhotoshop、Illustrator、CLIP STUDIO PAINT、
Procreate、アイビスペイントといったあたりでしょうか。
色々とソフトが溢れているなかで、どれを使えば良いかわからない初心者の人も多いと思います。
僕は上記のソフトすべて使ったことがあるのですが、それでも結局はPhotoshopが一番だなと思った理由がいくつかあるので、紹介したいと思います。
業界で一番使われている必須ソフトだから
Photoshopは言わずと知れた超有名グラフィック系ソフトです。
写真加工やレタッチ等の画像編集ソフトとしてAdobe社によって開発され、クリエイティブな仕事をしている人たちの間ではメジャーなソフトですね。
フォトグラファーやレタッチャー、デザイナーやアーティストやイラストレーター等のビジュアルを作る仕事をしている人には必須のソフトです。
クリエイティブな仕事に関わる会社では必ずPhotoshopを使うので、最低限のスキルを求められます。
昔はパッケージ版が発売されていたのですが、今はAdobe Creative Cloudというサブスクリプションサービスとして月額課金制になっています。
特にデザイン系の会社では必ず使うので、就職の時にはPhotoshopがしっかり使えるかどうかを問われることが多いです。
Photoshopさえあれば大概のことが可能
Photoshopはとにかく多機能なのが特徴のソフトで、画像の加工や写真のレタッチやイラストの制作、
パッケージデザインやWeb用画像の制作、動画の編集も出来ますし、最近は3Dも対応しています。
例えばロゴのデザインをしたり、漫画を描いたり、フライヤーを作成したり、名刺を作成したりと大概のことはPhotoshopで事足りるので、これ一つあれば非常に重宝します。
最悪PhotoshopとPCさえあればそれで仕事を完結することも全然できますので、非常に便利なのです。
イラストに特化しているソフトだと出来ないことがあっても、Photoshopなら出来ることがたくさんあるんですよね。
お絵かき系のソフトである程度ラフを描き、Photoshopで仕上げをすることもよくあるくらいです。
特にエフェクト関連はPhotoshopがとても強いので、最終工程ではよく使いますね。
ノウハウも溢れているので、独学しやすい
Photoshopは超有名なソフトなので、その分様々なノウハウが世の中に溢れています。
世界中の人に使われているため職種や国内外を問わずたくさんの人がノウハウを発信してくれています
。
ブラシやパターン、グラデーション、アクションなどのデータを無料で公開してる人がたくさんいますのでインターネットで探せば便利な素材がたくさん見つかります。
またスクールや教科書等で学ばなくてもインターネットだけで独学で学ぶことができますので非常に便利だと思います。
僕の場合は書籍や学校の授業やインターネットで学びましたが、今はPhotoshopを学ぼうと思ったらネット上で完結するのではないでしょうか。
インターネットだけでお金をかけずにPhotoshopを学び、そのスキルを生かして転職することや就職することも可能なので、¥コストパフォーマンスも良いですし、お金がない学生でも簡単に学ぶことができるソフトです。
特にこういったクリエイティブ系のソフトは日進月歩で進化していますので新しい知見をどんどん取り入れていくべきですし、
ある程度スクール等で勉強したとしても自分で独学を続ける必要があるので、最初からインターネットを使って独学することも悪くはない選択肢なのかなと思います。
クラウドドキュメントが超便利だから
Photoshop CCにはクラウドドキュメントと言う機能がありまして、同じアカウントでクラウド上に保存したデータをいくつかのデバイスから開けるようになっています。
これが非常に便利なんですよね。
例えば自宅のパソコンでクラウドドキュメントに保存しておいてiPad用のPhotoshopで開いてすることもできますし、会社のパソコンで制作したデータを別のノートパソコンで開いたりすることもできます。
一昔前はPhotoshopのデータをいちいちUSBに保存して持ち歩いたりしていたのですが、クラウドドキュメントが出てきてからはほとんどクラウド上に管理するようになりました。
僕の場合は自宅のiMacで作成したデータを外出時にMacBook開くことが多いです。
またMacBookで編集したデータをiPad用のPhotoshopで開いたり、逆にiPadで制作したラフデータを自宅のiMacで開いて編集したりすることもよくあります。
編集したデータは常に自動で保存されますし、保存する間隔も設定可能です。
例えば5分前に編集していたデータに戻ることもできますし、1時間毎のデータ復元することも可能です。
Photoshopは様々なことができるのですがその分少々重く、ソフトが落ちることも少なくないです。
クラウドドキュメントであればいつ落ちてもほとんどは復元可能なので、 データの編集も安心してできますよ
写真加工イラストも動画も編集できるので万能
Photoshopはもともと写真用に作られたソフトなので、写真加工やレタッチにとても強いです。
さらにブラシ等の機能を使うことによってイラストの制作もできたり、簡単な動画の編集もできるようになっています。
写真とイラストを組み合わせて作品制作をしたり、簡単な動画編集の仕事をすることもできるので、Photoshopがあるだけでクリエイティブ系の仕事は大概が事足りるわけです。
ブログを書いているひとであれば画像編集することもあると思いますし、社内で使う資料を作ることもできます。
とにかくで奥が深いソフトなので勉強大変ですが、使いこなせるようになれば仕事の幅が広がること間違いなしですね。
仕事ではPSDでの納品が多いから
僕は本業ではデザイン関係の仕事をしており副業ではイラストを描く仕事をしていますが、クライアントにデータを納品する場合はPSD形式での納品を求められることが多いです。
PSDと言うのはPhotoshopのデータのことですが、レイヤーデータがそのまま残っているので後で再編集しやすく業界の標準になってます。
他のイラストのソフトでは既にうまく描き出すことができなかったり、逆にPSDを他のソフトで開くと見た目が変わってしまったりすることもままあるんですよね。
最初からPhotoshopで作っておけばそういうトラブルが減りクライアントも安心するので、はじめにPhotoshopでデータ作ってから他のソフトに読み込むといった使い方を僕はよくします。
就職にも有利になるから
どのような業界に就職するにせよPhotoshopのようなグラフィックソフトを使えると多少は就職に有利になります。
どのような職種でありオフィスワークであれば一生使わない事はほとんどないと思いますし、画像編集できるスキルは様々な場面で重宝します。
Photoshopにはいくつか資格もありますし、資格を取って履歴書に書けばある程度Photoshopが使えるということの証明になりますので何もないよりかは確実に就職に有利になります。
普通免許と違って実用的なものですので、会社にとってもPhotoshopを使える人材は有益とみなされる場合が多いです。
実際に僕の会社では新入社員がうまく使えない場合はしっかり教える必要もありましたが、最初からある程度Photoshopが使える社員であれば教える手間が省けますので喜ばれるかと思います。
実際デザイナー職やイラストレーターでの就職をする場合にはPhotoshopが使えることが必須条件となっていることもありますので、どうせなら最初からPhotoshopを使って慣れておけば後々楽になるのではないでしょうか。
まとめ
今回はイラストを描くならPhotoshopから使い始めるべきだと思う理由について書きました。
僕の知り合いのイラストレーターやアーティストの人でも基本はみんなPhotoshopを使っており、デジタル上で絵を描くなら結局使うことになるソフトですので最初から覚えておくことをお勧めします。
ただPhotoshopの機能は膨大で覚えるまでにとても時間がかかるので、最低でも勉強するのに3ヶ月はかかると思っておいた方が良いです。
とはいえPhotoshopを使えるようになっておくだけで仕事の幅は広がりますし、無料のお絵かきアプリではできないようなことも出来るので、有料ですが勉強しておくことをおすすめします。