こんにちは。
コロナ自粛でGWでも引きこもりの夏ワタル(summering26)です。
今回は上肢の骨についてざっくりとスケッチを交えてメモです。
上肢の骨の構造について知っておこう
人間を描くのであればやはり上半身は一番描きますよね。
またよく動かす腕や手も描く機会がとても多いです。
その分難しく、なかなか腕や手が描けなかったり、難しいから顔ばかり描いてしまいがちです。(特に初心者の頃に多い)
僕自身もしっかりと理解していたわけではなく、勉強がおざなりになってしまっていたので、今回少し勉強してみようと思ったわけです。
上肢帯とは
上肢の骨には大きく2種類ありまして、これの一つが上肢帯です。
肩甲骨と鎖骨をあわせて上肢帯と呼びます。
腕の骨と体の骨に接続された部分、実際に自由に動かす部分というよりかは、腕の骨の根本を固定しているような部分ですね。
鎖骨も肩甲骨も腕の骨と身体の骨のどちらにもつながっていてまさしく「帯」の役割をしています。
自由上肢とは
わかりやすくいうと腕から先の自由に動かすことができる部分の骨です。
上腕骨、尺骨、橈骨で構成される腕の骨と手根骨、中手骨、指骨で構成される手の骨をあわせて自由上肢と呼ぶようです。
人間は動物と違って前足で移動するわけではないので、自由上肢は主に複雑な動作をするために自由に動かすことができるように進化したのでしょう。
特に手骨は人体のなかでもずば抜けて複雑な動きをすることが出来ますよね。(なので描くのが鬼難しい)
上肢が自由に動くのは体幹と上肢が胸鎖関節のみで繋がっているおかげみたいですね。
上肢の骨のバランスを知ればキャラのバランスがおかしくならない
例えばキャラを描いていて、腕が長くなってしまったり、手が小さすぎたり、逆に手が大きすぎたりといったことはよくありますよね。
また腕がどこから繋がっているのかわからなかったり、上腕と前腕のバランスがおかしくなったり(僕もよくやります)も頻繁に起こる問題です。
上肢の骨のバランスや構造を知ることで、バランスの良い上半身を描くための勉強にもなりますし、説得力も生まれるのではないでしょうか。
人間を描くのであれば必ず知っておきたい知識のひとつだと思うので、是非頭に叩き込んでいきたいところです。
僕の場合も描いた絵の人物の腕が長すぎたり、手が小さすぎたりしたのでやはりバランスは重要な要素だったなと今なら言えます。
絵を描き始めた人の大半が骨格なんて意識しないので無理もありませんが。
人間が一番動かす部分はとても重要
言うまでもないことですが、人間が一番動かす部分はやはり腕と手ですよね。
よく動かすということは様々な角度から描くことも多くなると言うことです。
その分しっかりと理解しておかなければ適当な描き方になってしまったり、不自然な仕上がりになってしまいがちということなので、骨格を知りつつクロッキー等も頑張らないと上手く描けようにならないんですよね。
実際に僕も腕や手を描くのはまだまだ苦手なので、今後も精進していきたいと思うところです。
まとめ
今回は上肢の骨についてメモがてら紹介しました。
ポイント
・上肢の骨は2つに分けられる
・上肢帯は鎖骨と肩甲骨
・自由上肢は上腕骨と尺骨と橈骨と手骨
・よく動く部分なのでしっかりとした理解が必要
今回は以上です。