MAYAでUV展開をしていて、任意の形状に分けたUVシェルをならべるのに「レイアウト」を使用している方は多いと思います。
しかし「レイアウト」を実行した時にサイズがパッチ内に綺麗に並ばずに大きくレイアウトされてしまうことがあります。
今回はUVシェルのレイアウト時に大きくなってしまう場合の対処法について紹介したいと思います。
UVレイアウトでシェルが大きくなってしまう場合の対処法
UVを展開した後の最終的な工程として、UVシェルを綺麗に並べるという作業がありますが、これに「Layout」を使っている人は多いですよね。
特にパーツが多いオブジェクトのUV展開の場合は便利な機能ですが、たまにUVシェルが巨大になってレイアウトされてしまうことがあるんですよね。
細かく数が多いオブジェクトの場合は数分の時間がかかってしまいますし、とにかく重くなってしまいMAYAがフリーズしてしまうことも少なくありません。
適当にシェルを分けて「Layout」を押すと自動で並べてくれますが
異常に時間がかかったかと思うと、この様に巨大なUVになって重なった状態でレイアウトされてしまうことがあります。
細かすぎるモデルのUVシェルの場合はしばらくしてからMAYAがフリーズしてしまうことも。
何十分待っても終わらないと思ったらいきなり落ちるといった最悪な展開になることもあります。
マジで勘弁してほしいですよね。
UVレイアウトの設定を変更
巨大なUVシェルになってレイアウトされてしまう場合は設定がおかしくなっている場合があります。
デフォルト状態でもよく起こる減少なので厄介ですが、再設定して実行してみましょう。
UVツールキットの「Layout」をShift+クリックして、設定画面を開きます。
Layout UVs OptionsのLayout SettingsがUVになっていると大きなシェルになってしまうことが多いです。
なのでPixelsに変更します。
ほとんどの場合はこれで上手くいくはずです。
この状態で「Apply」を押してUVレイアウトを実行すると綺麗に並びます。
レイアウトがうまくいかない方は是非試してみてください。