こんにちは。
夏ワタル(@summering26)です。
僕は普段は会社員として働いていて、副業としてイラストレーターをやっています。
副業イラストの仕事では細かいアイテムなどのデザインや背景イラストなんかを描いたりしています。
今回は副業としてイラストレーターをやるメリットについて紹介してみたいと思います。
イラストを描くのが好きで、副業でイラストレーターに挑戦してみたいひとに向けて書いています。
副業でイラストレーターをやるメリット
最近では会社員として働きながら副業でイラストレーターをやっている人が増えましたよね。
ココナラとかskimaなどのクラウドソーシングサービスなどで、プロアマ問わず誰でもイラストを副業にすることが出来るようになりました。
僕も同じく副業としてイラストレーターをやっているので、会社の仕事もしつつイラストを副業にしたいと思っているひとに向けてどんなメリットがあるのか紹介したいと思います。
イラストを描く技術が上がる
副業でイラストレーターをやる1番の特徴はイラストを描く技術が上がるということ。
当たり前ですが副業といえど仕事なことには変わりないので、受けてしまった以上は求められるクオリティーの物を納品する必要があります。
クライアントの求めるクオリティーに達したものを作らないといけないので、色々と手順や技術を調べたり実践することが増えます。
そうすると自分で練習するよりも強制力が働くので、難しいものでも描く様になり、嫌でもイラストを描く技術が上がるというわけです。
またクライアントワークとしてイラストを描いていると、修正が何回も入ることが多いです。
その修正を繰り返してブラッシュアップしていく作業を経ていくことによって、
求められるクオリティーにどうやって到達させるかという事を考えるキッカケになります。
また自分で絵の練習をしていても上手くなる人は別かもしれませんが、
自制心がない僕の様な人間は副業として無理やり描くという事でプレッシャーをうまく使って画力を上げることが出来ます。
グラフィックソフトの使い方が身につく
基本的に現代のイラスト制作はほとんどがデジタルツールで行われます。
一般的に2Dでのイラスト制作においてはPhotoshopやIllustrator、CLIP STUDIO PAINTなどが使われていますね。
そういう絵を描いたり、加工したりするのに使われるソフトをグラフィックソフトというのですが、
イラスト制作を行う過程で頻繁に使うことになるので、最低限の使い方は自然と身につくようになります。
特にPhotoshopはイラストを描くだけではなく、写真の編集や加工、ウェブ用画像や印刷用画像などの編集にも使われていますし、
ロゴのデザインやテクスチャ画像の作成など色んな業界で多岐に渡って使われています。
Photoshopをある程度使えると他業種の仕事も出来るようになったりします。
またCLIP STUDIO PAINTも最近では一般的なイラスト制作ソフトで、使われる会社も多くなっています。
Illustratorなどはデザイン業界ではPhotoshopと並んで必須のソフトなので、Illustratorのデータ形式で納品を求められることも少なくないですね。
こういったソフトを使えるようになるのが意外と大きなメリットだったりします。
本業にもノウハウが活かせる
副業のイラスト制作で培ったノウハウは本業にも活かせる場合が多いです。
たとえば僕はデザイン系の仕事をしていますが、副業で培ったソフトの使い方(ショートカットとか諸々のテクニック)や、
効率を上げるためタスク管理や時間管理などを会社の仕事で活かすことで、
より効率が上がったり制作物のクオリティーも上がったり、納品の期間が短縮されたりといった効果がありました。
イラストを描くというだけでも、普通の会社の仕事に活かせることは山のようにあります。
会社の企画書にイラストを描くのも良いですし、グラフィックソフトのノウハウとかは普通の会社でも全然使えるスキルだったりします。
一般的な仕事をしているとPhotoshopなんか触りませんからね。
そういったことを踏まえて本業に活かせる能力を磨くために、イラストレーターを副業でやるのは全然アリだと思います。
嫌な仕事は断ることができる
たとえば会社の仕事で嫌な仕事ってありますよね。
そういった時って簡単に断れなかったりします。
上司に直接命令された仕事であったり、新入社員がやると決まっている仕事だったり、
逆に自分の部署で自分しかできない仕事だったりと、会社で働いていると断れないという状況が絶対に出てきます。
でも副業の場合はやりたくなければやらなければ良いだけです。
副業だとその仕事をしないと生きていけないような状況にはなりませんし、選り好みしても全然良いと思います。
特にイラストレーターとかは自分の好きなことを副業にしているわけですから、描きたくないものを依頼されたら描かなきゃ良いだけですし、
嫌々仕事を受けても多分上手くいかないと思います。
副業イラストレーターに限った話ではありませんが、副業で業務委託という形をとっている限り、やるもやらないも自分次第ということです。
イラスト制作の実務経験が積める
副業でどこかの会社などからイラストの制作を受注した場合、
それは実務経験になると考えて良いと思います。
版権物で有名な作品に関係する仕事であれば履歴書に実績として記入出来ますし(もちろんクライアントに許可は得る必要があると思います)、
実際の仕事にしている以上は経験のうちに入ると僕は考えています。
ただ知り合いに頼まれたとか、友達に依頼されたとかは実務経験というよりただのお手伝いかもですね……。
転職にも有利
副業でイラストを描いて、ソフトの使い方をマスターしたり、実績が出来てくると転職に有利になります。
たとえばデザイン系の会社だとPhotoshopやIllustratorが使える人は歓迎されますし、
イラストがめちゃくちゃ上手いのであればゲーム会社に転職したり出来ます。
ポイントは転職したい会社や業界で必要とされるスキルを副業を通して磨いておくということですかね。
趣味でイラストを描いていたら仕事の依頼が増えて、それがきっかけでゲーム業界に転職する人だって普通にいます。
ただそういう人が転職出来たということはつまり、その受けた仕事の中で必要とされるスキルが着実についていたという事実があると思います。
まとめ
今回は副業でイラストレーターをやることのメリットについて書いてみました。
イラストを描くのは好きだけどあまり上手くないし、実際に仕事に結びつくかわからない…と思っている会社員の人もいるかもしれませんが、
最低限の画力があれば依頼してくれる会社もありますし、クラウドソーシングなどで仕事の募集をしてみても良いと思います。
イラストを描くような仕事に興味があって、転職を考えている人もまずは副業でイラストレーターをしてみて、
出来そうかどうか試してみると良いのではないでしょうか。
仕事な以上は楽しいことばかりでもありませんが、慣れてくると自分の成長を感じられたり、
ソフトの使い方を覚えられたり、描けなかったものが描けるようになったりと良い事も沢山あります。
イラストを描くのが好きなら副業から始めてみると以外に合っているかもしれませんよ。