モデルに貼り付けるテクスチャをSubstance Painterで作成する方は多いと思いますが、
テクスチャをMAYA上で接続していく作業が意外と面倒くさくて大変だと感じる場合もあるのではないでしょうか。
今回はそういった場合にテクスチャを検出して接続してくれる便利なスクリプトを紹介します。
テクスチャ接続作業の時間を短縮できる可能性のある便利なスクリプトなので、作業時間を短縮したい方は試してみてください。
【MAYA】Substance PainterからMAYAへテクスチャ接続してくれるスクリプト
今回紹介するのは「From Substance Painter to Maya 」というスクリプトです。
Substance Painterで作成したテクスチャのあるディレクトリを設定することで、それぞれのチャンネルのマップ画像を検出して接続してくれます。
▼スクリプトダウンロードページ
スクリプトをダウンロードしたら「Substance Painter To MAYA」フォルダをMAYAのバージョンのディレクトリに配置しておきます。
スクリプトエディターからPythonでスクリプトを起動します。
テクスチャを書き出したパスをセットして「TextureSet」と「map」名を入力します。
レンダラーを選択して
マテリアルの設定をしてProceedを実行すると
この様にパスに書き出してある各マップデータを検出することができます。
最後に「Proceed」を実行してテクスチャを接続します。
注意点
以下のバージョンにのみ対応しています。
対応バージョン
- MAYA2017
- MAYA2018
- MAYA2019
MAYAの2017〜2019までのバージョンにしか対応していないので、最新のバージョンのMAYAでは機能しませんでした。
試しに2021と2020で実行してみましたが、テクスチャのマップ画像の検出はしてくれますが接続はうまく適用できませんでした。
またWindowsでもMacでも対応しているとありますが、Macで実行してみた場合は上手く動かず、Windowsの場合はうまくいく場合もありました。
最新のバージョンを使っている方はうまく動かない可能性が高いです。
WindowsでMAYA2019までを使っている方にはオススメです。
MAYAで作成したモデルを書き出してSubstance Painterのプロジェクトを作成できるプラグインもオススメです。
▼MAYAからSubstance Painterにメッシュを転送してテクスチャペイントできるプラグイン
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