エジクンフットスイッチアイキャッチ

ガジェット

2022/3/14

PC作業を効率化できるフットスイッチ(フットペダル)を導入してみた感想

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Substance3DPainterアンカーポイントアイキャッチ

SubstancePainter

2021/11/6

【Substance 3D Painter】アンカーポイントの基本について解説してくれている公式動画が公開

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エルゴノミクスキーボードアイキャッチ

ガジェット

2022/4/2

【Macで使える】Microsoftのエルゴノミクスキーボード買ってみた【レビュー】

PCの作業をする際に必須のデバイスであるキーボードですが、長時間のキー入力作業をしていると肩が凝ってきたり、手首が痛くなってくることってありませんか? 特に1日中キーボードを使う仕事をしている人にとって、長時間に及ぶ入力作業をしていると手首をずっとキーボードに置いていることになるので地味な負担がかかります。 また猫背で肩をすぼめた姿勢を取り続けることによって、手首の痛みに加えて肩も凝りやすくなってしまいます。 姿勢を改善したり、椅子を変えたりすることで手首や肩にかかる負担を減らすこともできますが、キーボー ...

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キーボードマーキングシールアイキャッチ

ガジェット

2021/8/25

キーボード入力を効率化できる「キーボードマーキングシール」買ってみた

PC作業で一番多くの割合を占めるのが「キーボード入力」ですが、社会人になっても意外と苦手意識を持っている方が多いのではないでしょうか。 オフィスワークをしていると日々たくさんのキーボード入力をする機会がありますが、効率よくスピーディーにタイピングすることができるという人は意外と少数派なのではないかと思います。 入力ミスが多いせいで仕事がなかなか終わらず、書類の作成に時間がかかる そもそもブラインドタッチができない キーボードを逐一見て確認しながらじゃないと入力できない ホームポジションがすぐに崩れてしまう ...

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頸部の筋肉アイキャッチ

美術解剖学

2021/5/29

【美術解剖学】頸部(首)の筋肉をイラストで解説

  人間の体の中でも特に重要なのが頭部ですが、その頭部の動きを司っているのが「頸部(首)」です。   頸部(けいぶ)には重い頭部を支えるしっかりした筋肉がいくつかついています。 体と頭を繋ぐ橋渡しのような部位でもありますし、デコルテ部分は顔の次に目立つ部分でもあります。   今回は頭部に続いて重要なポイントととなる「頸部(首)」の筋肉について、自作のイラストを使って解説します。   こんな方におすすめ 美術解剖学に興味がある方 人体の知識をイラスト制作やモデリングな ...

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美術解剖学頭部の筋肉アイキャッチ

美術解剖学

2021/5/28

【美術解剖学】頭部の筋肉をイラストで解説

  人間の筋肉の中でも一番目立つ位置にあるのが頭部の筋肉です。   特に頭部の前面にある顔の筋肉はキャラクターイラストなどを描く際やキャラクターのモデリングをする際に重要となる部分でもあります。   顔の筋肉の構造を知る事によってより説得力のあるイラストを描く事ができるようになったり、リアリティーのある人物モデルを作ったりすることができるので、知っておくと沢山のメリットがあります。   今回は美術解剖学の中でも特に作品制作に関して役に立つ「頭部の筋肉」に関して、実際 ...

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美術解剖学

2021/5/27

【美術解剖学】筋肉の「起こる所」と「着く所」【イラスト】

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美術解剖学動きに関する用語アイキャッチ

美術解剖学

2021/5/23

【美術解剖学】体の動きに関して覚えるべき解剖学用語について解説

  美術解剖学を勉強すると人体の動きに関してより深い理解ができるようになります。 その理由は骨格や筋肉の動きを勉強することになるため、自然と人がどのように動いているのかについて考える習慣がつくからです。   しかし美術解剖学で人体の動きを学ぶ際にも専門用語が複数登場するので、この前提知識を知らないと勉強に時間がかかってしまいがちになります。   そこで今回は美術解剖学を勉強する際に登場する「体の動きに関する解剖学用語」について紹介します。 動きに関するものだけなので比較的簡単 ...

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MAYA

【MAYA】綺麗な円弧が作成できる「ウェッジ-Wedge-」の基本的な使い方

MAYAWedgeアイキャッチ

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MAYAでモデリング時に円弧のようなカーブをつけたい場合がしばしばあるかと思います。

例えばパイプなどが曲がったようなモデルを作成したい場合に、部分的に円弧に曲げたパーツを作成してつなげていくようなパターンもあるかと思います。

 

モデルを円に沿って角度を付けたように作る時に便利な機能のひとつが「ウェッジ-Wedge-」です。

 

あまり目立たない機能ですが使い方によっては非常に綺麗なトポロジーで円弧を作成することができます。

 

 

今回はMAYAを始めた初心者の方へ向けて「ウェッジ-Wedge-」の基本的な使いを解説します。

ブリッジやカーブで曲がったパーツを作成してみたけど、中々綺麗に曲げることができなくて悩んでいる方はこの機能を使うことでより綺麗なモデリングができるかと思います。

 

 

【MAYA】綺麗な円弧が作成できる「ウェッジ-Wedge-」の基本的な使い方

Wedgeで作成したモデル

今回はウェッジ機能を使って画像のような円弧パーツを作ってみたいと思います。

 

部分的に曲がった円弧のパーツを作りたい時には様々な方法がありますが、中々綺麗に作成するのがむずかしいパーツかと思います。

特にフェイス同士をブリッジなどで作成しても円弧部分の角度が綺麗にできなかったりする場合がありますよね。

 

そういうときにはウェッジで曲がった部分を作成すると綺麗にできます。

 

 

基本の使い方

キューブを作成

 

まずは適当にキューブを作成します。

 

ウェッジとは選択したエッジを軸にしてフェイスを曲げて押し出すような機能です。

このキューブの作面のフェイスを右下のエッジを軸にして円弧を作ります。

 

マルチコンポーネントモードで選択する

Multi

ウェッジはフェイスの他に軸となるエッジを選択する必要があります。

コンポーネントを複数選択する場合には「Multi」モードにしておきます。

 

 

 

フェイスとエッジを選択する

フェイス▶︎エッジの順番に選択

側面のフェイスを選択したあとに底部にあるエッジを追加選択します。

 

ウェッジを実行

Wedgeをクリック

Edit Mesh▶︎Wedgeを実行します。

 

 

マーキングメニューからWedge

Shift+右クリックでマーキングメニューを表示して「Wedge Face」でもウェッジが可能です。

 

 

Wedgeされる

するとこんな感じで2つ目に選択したエッジを軸にして円弧状にフェイスを押し出してくれます。

これがウェッジの機能です。

 

 

アングルと分割数を変更した状態

Wedge Angle」で押し出す角度、「Divisions」で分割数を調整することができます。

 

 

 

Wedge

 

マルチコンポーネントでフェイスとエッジを選択▶︎Wedgeで円弧が作成されます。

 

フェイスのみだとエラーになる

フェイスのみを選択した状態

ウェッジを実行するにはフェイスとエッジを選択する必要があるので、どちらから片方のみの選択だとエラーが出て実行できません

画像はフェイスのみを選択した状態です。

 

フェイスのみだとエラーが表示される

 

フェイスのみを選択した状態でWedgeをかけるとこんな感じでエラーになります。

うまくいかない場合はエッジがフェイスの選択忘れになっている可能性があるので、マルチコンポーネント選択で選択し直しましょう。

 

押し出したエッジに対してウェッジを実行

 

フェイスを押しだしてエッジを選択

画像のように押し出した部分のエッジを選択することで、ウェッジをかける時の円弧の軸を変更できます。

 

 

 

押し出したエッジを軸にしてWedge

 

押し出したエッジを軸にしたウェッジした状態です。

同じ面に接していたフェイスとエッジでウェッジした場合よりも違う結果になっています。

 

反転になってしまった場合

ちなみにこのように逆にウェッジされてしまう場合があります。

その場合は「Wedge Angela」の値に−を追加してEnterを押すと綺麗にウェッジされると思います。

 

 

ガイド用のオブジェクトを使ってウェッジ

Jigを作成

ウェッジをかける時に円弧部分の角度を測るために別のモデルを使う方法があります。

 

この定規の様に使うオブジェクトの事をJigと呼ぶこともあるようです。

ここではガイドオブジェクトと呼ぶことにします。画像ではキューブをウェッジする円弧の部分の角度をシリンダーを使って測っていきます。

 

ガイド用モデルのピボットを設定

 

エッジにピボットを移動

ガイドオブジェクトエッジの端っこにピボットをスナップ移動させます。

 

 

 

キューブのエッジにスナップ移動させる

端っこにピボットを移動させたガイドオブジェクトをスナップでキューブのバーテックスに合わせます。

 

 

ガイドオブジェクトに合わせてウェッジ

軸になるフェイスを押し出す

 

次はガイドオブジェクトのシリンダーの中心部までキューブのフェイスを押し出します。

 

Vキースナップで綺麗に合わせておきます。

これでガイドオブジェクトの外周に沿った円弧を作成できるようになります。

 

フェイスとエッジを選択

 

キューブの下側のフェイスを選択して、ガイドオブジェクトの中心に接したエッジを追加選択します。

 

 

シリンダーに沿ってWedge

ウェッジを実行します。

ガイドのシリンダーの円に沿った状態で円弧が作成されているのがわかるかと思います。

 

 

分割数をと軸をあわせたWedgeが可能

 

分割数をガイドオブジェクトに合わせることでフェイスの角度も綺麗に合わせることが出来ます。

 

 

シリンダーに沿ってアングルと分割数を変更

軸用のエッジをガイドオブジェクトであるシリンダーの半径に合わせているので、「Wedge Angle」で調整しても綺麗に円に沿ってくれます。

 

 

 

Jigを使ってWedge

ガイドオブジェクトの円周に沿ってウェッジした状態。

 

 

ガイドオブジェクトでウェッジを追加していく

2つ目のシリンダー

同じ様にガイドオブジェクトを使ってウェッジしていきます。

上記では更に右に曲げていきたいと思います。

 

ポイント

円弧を作成していく時に重要なのが、軸になるエッジとして使うためのフェイスを押し出して合わせてウェッジをかけていくこと。またガイドオブジェクトにしっかりスナップして軸を作成することです。

 

 

 

2つ目のシリンダーの軸に沿ってWedge

 

追加でウェッジを作成していきます。

 

 

2つ目のシリンダーの軸にそってアングルを調整

ガイドオブジェクトにスナップして軸を作成しているので、シリンダーに沿って円弧を作成できます。

 

 

複数のシリンダーでWedgeした状態

実際に使ったガイドオブジェクトと作成した円弧の状態。

ダクトみたいな感じのモデルを作成する際にはこの手順が使えると思います。

 

 

 

 

Wedgeでダクトのような形状に変化

 

軸用に押し出したフェイス部分を削除して穴を埋めた状態です。

それぞれカーブが綺麗に作成出来ているかと思います。

 

 

チューブ状のモデルをウェッジ

シリンダーをWedge

シリンダーを使ってチューブ状のモデルをウェッジすることもできます。

画像ではキューブの時と同じ用にウェッジさせるモデルとガイドモデルを用意しました。

 

シリンダー(ウェッジ用)は軸になる部分のエッジを作成するために部分的にフェイスを押し出して、ガイド用モデルの中心にスナップしてあります。

 

 

 

シリンダーも綺麗にWedgeできる

この状態でウェッジを実行するとこんな感じでガイドオブジェクトに沿ったチューブ状の円弧が作成できます。

 

 

複数のシリンダー軸でWedge

それぞれガイドオブジェクトを設置してウェッジしました。

 

 

排水管のような形状に

 

ガイドオブジェクトを使えばこのようにチューブの湾曲したモデルを作成することもできるので、パイプや水道管などを作りたい場合に便利です。

 

Wedgeで作成したモデル

 

今回は「ウェッジ−Wedge−」の基本的な使用方法について紹介しました。

 

オブジェクトの曲がった部分は中々綺麗に作成できない場合が多いですが、このウェッジを使う方法の場合は比較的綺麗に作成することができます。

多少なれるまでは難しい機能かと思いますが、より綺麗なモデルを作成する際には便利なので湾曲部分を綺麗に作りたい方はぜひ使ってみてください。

 

 

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夏ワタル

デザイナー/イラストレーター。 イラスト制作や3DCG制作に関するTipsを発信しています。 才能ゼロでもイチから独学で絵が描けるようになる方法を研究中。 MAYAとSubstanceシリーズをメインに使っています。

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