こんにちは。夏ワタル(summering26)です
コロナ自粛で副業が暇なので骨の勉強してます。
今回は肩甲骨について実際のスケッチを交えてメモ。
スケッチしてみて気づいた結論としましては、まあ勉強しておいて損はないのかなと思ったくらいでした。
女性の背中の肩甲骨のくぼみにソコハカトナイ色気を感じる絵描き諸兄におかれましては、勉強しておくと色っぽい背中を描くことができるようになるかも……?レベル。
肩甲骨に付随する関節
肩甲骨に付随する関節が2つあります。
ひとつが肩鎖関節。
もうひとつが肩関節です。
肩鎖関節は肩甲骨と鎖骨をつないでいて、
肩関節は上腕骨と肩甲骨をつないでいる関節です。
肩甲骨の位置
肩甲骨の位置は脊柱の両側の肋骨の2〜7番目に位置していて、横から見ると鎖骨に繋がっているのがわかりますね。
筋肉等がついた状態ならまったく見えない部分なのですが、おおよその位置を知っておくことができれば、バランスを捉えるのに一役買ってくれるかもしれませんね。
肩甲骨の部位
肩甲骨は平らな骨で、三角形をしています。
肩甲骨の関節窩と上腕骨頭で肩関節になります。
肩関節と肘関節の筋肉のいくつかは肩甲骨の烏口突起や肩峰から起こっています。
肩甲骨の骨と突起は筋肉と接続するためのもののようですね。
肩峰と烏口突起
肩甲骨の内側は凹面になっていて、外側にある肩甲棘は肩関節の上の方ところまで伸びていて
そこを肩峰といいます。
肩峰は肩甲骨の先端で、実際に触ってみると突き出ている肩の骨ですね。
烏口突起とは単孔類以外の哺乳類にみられる骨で、上腕二頭筋腱や上腕筋や小胸筋という筋肉がつく骨の部分です。
わかりやすく覚えやすいのでメモしておくのがオススメ。
肩甲骨上部の飛びでた2つの骨と覚えておけば良いですかね。
棘下窩と肩甲棘、棘上窩
棘下窩は肩甲骨の下の方の広い面のことです。
ここから棘下筋という筋肉が起こるようになっています。棘下窩+棘下筋でセットですね。
また肩甲棘と棘上窩は肩甲骨の上部に位置していて、烏口突起や肩峰になだらかに繋がっています。
関節窩
関節窩とは皿のように落ちくぼんだようになった部分のことで、ここに上腕骨の接続面である「上腕骨頭」がつきます。
要はパズルの凹面のようなイメージです。
肩甲骨は肩の骨というだけではない
こうして見てみると肩甲骨が単なる肩の骨と言うわけではない事がわかりました。
鎖骨と肩を結び、背中の1部分でもあり、棘下筋とも繋がっていて、上腕骨がも接続されている部分といった感じでしょうか。
腕、肩、鎖骨、背中にかけて架け橋のような役目をしている骨といったイメージをするとわかりやすいです。
まとめ
今回は意外と皆調べてなさそうな肩甲骨に関してのスケッチとメモでした。
メモにまとめると以下です。
肩甲骨の部位
・棘下窩
・肩甲棘
・棘上窩
・烏口突起
・肩峰
・関節窩
・肩甲下窩
それでは今回はこのへんで。