MAYAで作業をする時によく使う機能の一つがシェルフですよね。
それぞれの作業に適した使用頻度の高い機能をまとめてくれているシェルフですが、スクリプトなどをカスタムシェルフに追加して使っている人も多いかと思います。
しかしシェルフは配置が画面上部にあるので、アイコンを選択するまで若干遠くて少し時間がかかります。
そこで今回はマヤの画面右下にある「モデリングツールキット」にカスタムシェルフを作成する方法について紹介したいと思います。
モデリングツールキットはドッキングを外して自由な場所に配置できるので、カスタムシェルフを画面の使いやすい位置に持っていきながら作業を進めることができます。
頻繁に使用するスクリプトなどを設定しておくことで効率的に作業ができると思うので、ぜひ参考にしてください。
【MAYA】モデリングツールキットにカスタムシェルフを追加する
前の画面右下にあるモデリングツールキットを開きます。
実はモデリングツールキットの下にはカスタムシェルフを作成することができます。
まずはモデリングツールキットの下部分にあるタブを上にドラッグします。
するとこのようにカスタムシェルフタブが引き出されます。
ここに追加したいスクリプトや諸々の機能をドラッグ&ドロップしていくことでモデリングツールキットをカスタムシェルフとして使うことができるというわけですね。
シェルフからカスタムシェルフに追加
モデリングツールキットのカスタムシェルフに機能を追加してみます。
コマンドラインからでも可能ですが、今回はプリセットのシェルフアイコンにある機能からコピーします。
Ctrl+Shift+中 ボタンドラッグでカスタムシェルフ部分までアイコンをドラッグアンドドロップします。
シェルフバーにあるカスタムシェルフからコピーすることも可能です。
試しにいくつかの機能を追加してみた状態です。
モデリングツールキットの下のカスタムシェルフ欄に使用頻度の高い機能を追加することで、画面上部のシェルフタブを開くよりもより効率的にシェルフから機能を実行することができます。
ドッキングを外して配置する
モデリングツールキットのドッキングを外した状態です。
ロックを外して好きな位置にカスタムシェルフウィンドウを配置することができるので、わざわざシェルフバーまでカーソルを移動させるよりもより効率的に作業を進めることができます。
特によく使うスクリプトなどをカスタムシェルフにまとめている場合は、この方法で好きな位置にカスタムシェルフを配置しておくのがおすすめです。
オススメの配置場所は画面下部
モデリングツールキットの位置を画面の一番下に移動させることによって使いやすい配置にすることができるのでオススメです。
モデリングツールキット自体の機能を使わない場合は代わりにカスタムシェルフを表示させておくのも良いと思います。
カスタムシェルフタブを一番上部に移動させることで、モデリングツールキットを隠すことも可能です。
個人的にはモデリングツールキットの機能をこのくらい表示させて、カスタムシェルフも使いやすいような配置にしています。
カスタムシェルフから機能を実行することが多い方はこの方法を使ってみるのはいかがでしょうか。