Procreateにはデフォルトの優秀なブラシがたくさん用意されていますが、欲しいタッチのブラシが無いこともあるんですよね。
今回は前から個人的に欲しいなと感じていた葉っぱを描くブラシを作ってみたので、作り方を解説したいと思います。
Procreateでオリジナルブラシを作ってみたい方の参考になれば幸いです。
Procreateでオリジナルの葉っぱブラシを作る方法
背景等のスケッチを描く際に葉っぱのようなブラシがあるととても便利だと思うのですが、
プロクリエイトにはデフォルトでそういったブラシが入っていないんですよね。
「無いのなら自分で作ればいいじゃない」
というわけで作ってみました。
それでは早速作り方を解説していきます。
ブラシを複製してブラシスタジオを開く
まずはデフォルトで用意されてあるブラシを複製して、カスタマイズして作っていきたいと思います。
ブラシを左にスワイプして「複製」をタップすると、その上に同じブラシが複製されます。
右上にプロクリエイトマークがあるのがコピーされたブラシです。
パスの境界線を描く
編集したいブラシをタップすることでブラシスタジオが開きます。
ここでポイントになる部分である「パスの境界線」の説明をしておきます。
「間隔」をいじることでストロークを引いた時にブラシの先端の幅を変えることが出来ます。
また「ストリームライン」は線を引いた時にブレを修正してくれる機能です。
「ジッター」はストロークを引いた時の線の乱れや歪みを制御、「フォールオフ」はブラシの入抜きをしたときの濃度等を調整することが出来ます。
ソースライブラリを読み込む
ブラシの先端のシェイプを編集して決定します。
シェイプ欄を選択して「シェイプの編集」欄の「読み込む」から「ソースライブラリ」をタップします。
シェイプソースを選択
シェイプソースから「Simple Leaf」を選択します。
一番葉っぱっぽいのがこれだと思ったので、これを選びました。
「Simple Blotch」もオススメです。
グレインを選択
次は質感を追加するために「グレイン」の編集部分をタップします。
質感を調整するグレインのカスタマイズをすることで、欲しい質感を表現することができます。
ソースライブラリのグレインソースからCanvasを選択
グレインソースから今回は「Canvas」を選択しました。
ブラシに欲しい質感がある時はこのグレインソースからテクスチャを選択してブラシに追加しましょう。
完了をタップして、グレインを適用します。
シェイプを設定
ブラシ先端のシェイプと質感のグレインを選択したので、シェイプをカスタマイズしていきます。
今回は上記の様にカスタマイズしてみました。
「散布」で葉っぱがランダムに散らばるような動きに、「回転」で葉っぱの方向を変更しました。
また「方位角」をONにして、描画しているときのブラシの方向なども調整します。
グレインを設定
次に先程編集したグレインをカスタマイズしていきます。
「グレイン」欄から上記のような感じでカスタマイズしてみました。
今回は葉っぱのシルエットを出すブラシににしたかったので、あまりテクスチャの質感を全面に押し出さないような設定にしました。
カラーオプションを設定
葉っぱのカラーがランダムに変化するような雰囲気にしたかったので、カラーオプションから第2のカラースライダーをイジってカスタマイズします。
今回はスタンプカラーのジッターやストロークのジッターを調整して、色にちょうどちょいムラが出るようにしてみました。
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Apple Pencilを設定
最後にApple Pencil欄から筆圧の調整をします。
基本的にあまりいじることがありませんが、上記のように少し調整しました。
Apple Pencilの筆圧による不透明度の変化を微妙につけてブラシの設定は完了です。
カラーを選択
ブラシに第2のカラーが適用されるように設定したので、カラーをふたつ選びます。
カラーパネルの右上にあるプライマリーカラーとセカンダリーカラーをこのように設定しました。
葉っぱっぽいブラシの完成
試しにカンタンな生け垣的なものを描いてみました。
適当にストロークを走らせるだけでそれっぽいものが描けるようになるので、こういったブラシはとても便利ですね。
まとめ
今回はProcreateで葉っぱのブラシを作る方法の紹介をしました。
Procreateのブラシを作るには色々と設定する部分が多くて、初心者の時にはよくわからないかも知れませんが、
色々試してイジってみると使い方がわかるのでたくさん触ってみるのがオススメです。
葉っぱの他にも色々と作ってみたいブラシがあるので、また別の記事で紹介したいと思います。
Procreate初心者の方も今回の記事を参考にオリジナルブラシを作ってみてください。
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