MAYAで背景などにあると便利なビルのモデルですが、簡単なものでも複数つくるのは中々大変ですよね。
そんな時にオススメなのが今回紹介するプラグイン「QTown 2.1.0 for Maya 」です。
「QTown 2.1.0 for Maya 」を使うと簡単にビル郡のモデルを作成することができます。
角度や高さなどの細かい部分もある程度調整できるので、ざっくりとイメージに近いビル郡を簡単に作成できて非常に便利です。
【MAYA】簡単にビル郡のオブジェクトを作成できるプラグイン「QTOWN」が超便利
「QTown 2.1.0 for Maya 」は以下のページから無料でダウンロードすることができます。
MAYAの対応バージョンは2011〜2017となっていますが、僕の使っている2020でも問題なく動作しました!
使い方は簡単でプラグインを起動してウィンドウの「Create Plane」ボタンからビル生成のベースになる板状ポリゴンを作成します。
Additional項目の「Build Qtown」ボタンをクリックするだけで画像のように複数のビルオブジェクトが自動生成されます。
板状ポリゴンをベースにビル(街)のオブジェクトがどんどん生成されていきます。
画像は初期設定の状態で「Build Qtown」をクリックしただけですが、これでも遠景として使用するには十分なモデルではないでしょうか。
UVも展開済み
予めUVも展開されています。
タイルには収まっていませんが、後ほど調整すれば問題無さそうです。
オブジェクトの要素も設定可能
「General」項目からビルの角度やスケールの幅、ロケーターの作成などの設定可能です。
また「Additional」項目からビルそれぞれの追加要素の設定(アンテナやテーパーの有無など)して好みの街を生成することができます。
こんな街並みを数分で作成することができるので、背景にビル群の街並みを効率よく作成したいときには非常に便利なプラグインになっています。
イチからビルを作るとなるとものすごく時間がかかってしまうので、特に細かい建物にこだわりがない場合はこれで十分かなと思います。
▼「QTown 2.1.0 for Maya」の使い方を簡単に紹介してくれている動画があったので気になる方は見てみてください。