SubstanceAlchemistではローカルディスクにダウンロードしたマテリアルデータ(sbsar)や、SubstanceLauncherなどの外部のマテリアルをリンクして使用することができます。
今回はSubstanceAlchemistのEXPLOREラボを使って、外部のマテリアルをリンクしてインポートしつつ使用する手順について紹介します。
▼前回の記事
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【SubstanceAlchemist 】外部のマテリアルをソフト内でリンクして使う
SubstanceAlchemistの「EXPLORE」ラボを使用すると外部のマテリアルをリンクしたり、インポートしてベースマテリアルとして使用することができます。
予めローカルと接続してからマテリアルをダウンロードしてマテリアルフォルダに放り込んでいけば、SubstanceAlchemistにインポートする手間が省けて作業を効率的にできます。
またSubstanceLauncherからマテリアルを送信することもできます。
ローカルディスクと接続
まずはローカルディスクとリンクしてマテリアルを使う方法を紹介します。
あらかじめいくつかマテリアルをダウンロードしておきました。
使用できるのは「.sbsar」形式のデータです。
EXPLOREラボの「Local disks」の+マークをクリックして「Connect a local folder」を選択します。
リンクしたいローカルのパスと表示される名前設定して「Add」をクリックします。
するとこのようにLocalのダウンロードフォルダにあるマテリアルデータがSubstanceAlchemist内で表示されます。
コレクションにインポート
表示されているマテリアルをコレクション内にドラッグすることで、SubstanceAlchemist内でマテリアルを使用することができるようになります。
コレクションのマテリアルをダブルクリックするとマテリアルを使用することができます。
SubstanceLauncherからリンク
もうひとつはSubstanceAlchemistから外部のマテリアルを送信して使用する方法です。
EXPLOREのSubstance Sourceにある「SubstanceLauncher」部分にSubstanceLauncherから使いたいマテリアルを表示させることができます。
SubstanceLauncherからマテリアルをダウンロード
まずはSubstanceLauncherを開き適当にマテリアルをダウンロードします。
ここではローカルディスクからもリンクできるようにダウンロードしていますが、SubstanceAlchemistに送信するだけでダウンロードしないという使い方も可能です。
(その場合でもSubstanceAlchemistにインポートすると、ローカルディスク内のSubstanceAlchemist用フォルダに自動で保存されるようになっています。)
ダウンロードしたマテリアルには「OWNED」マークが表示されます。
SubstanceAlchemistに送信
それでは試しにSubstanceAlchemistに送信して使ってみます。
マテリアルのSubstanceAlchemistマーク(Send to Substance Alchemistと表示される部分)をクリックすると、Substance LauncherからSubstanceAlchemistに送信してくれます。
SubstanceAlchemistの「Substance Launcher」欄に送信したマテリアルが表示されます。
SubstanceAlchemistにインポート
Substance Launcherから送信したマテリアルはコレクション内にドラッグ&ドロップすることで使用可能になります。
試しにSubstance Launcherから送信したマテリアルをいくつかコレクション内にインポートして使用してみました。
こんな感じでSubstance Launcherで気に入ったマテリアルを発見したらすぐにSubstanceAlchemistに送ることで、ダウンロード▶︎インポートといった手間を省くことができます。
非常に便利なので是非使ってみてください。