SubstanceAlchemistではマテリアルを複数合わせたり、フィルターをかけてブレンドすることができます。
今回は以前の記事でブレンドして作成したマテリアルに、ジェネレーターを使って葉っぱや小枝などを散らすことの出来る便利なフィルターを紹介します。
作成したマテリアルにちょっとしたにぎやかし要素を追加したい場合に便利な機能になっているので、シンプルなマテリアルでは物足りない時などにオススメです。
▼SubstanceAlchemistで石畳のマテリアルを作成する手順
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【SubstanceAlchemist】基本の使い方 −簡単に石畳のマテリアルを作成−
SubstanceAlchemistは簡単にマテリアルをブレンドして作成することが出来る便利なソフトです。 SubstanceDesignerでマテリアルを作成するのが苦手な方でも比較的 ...
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【SubstanceAlchemist】ランダムに葉っぱや枝を散らすフィルター
今回は以前の記事で作成手順を消化した石畳のマテリアルに葉っぱや小枝などを散らしてみたいと思います。
使用するのはSubstanceDesignerにも用意されている「Splatter」フィルターです。
まずはレイヤーパネル上でSpaceまたはTabキーを押して「Splatter」を追加します。
初期設定ではSplatterのInput欄が3つ用意されています。
ここに各ジェネレーターを差し込んでいくことでそれぞれをランダムに散らして配置することができます。
今回は用意されているプリセットのジェネレーターを3つ使用してみたいと思います。
CREATEラボで「Resource」を選択して、Starter Materialsの「Generators−Atlas」をクリックします。
するといくつかのマテリアルが表示されるかと思いますので、ここからランダムに散らしたものをフィルターのInputにセットしていきます。
ここでは「Dry Laurel Leaves」「Mossy Wood Sticks 007」「Linden Autumn Leaves」をそれぞれセットしました。
まずは「Mossy Wood Sticks 007」の割り当てられたレイヤーを選択して配置される量などを調整します。
次は「Dry Laurel Leaves」をこんな感じで散らばるように設定しました。
いくつかジェネレーターをInputで使う場合は「Single Element」に設定すると、ひとつひとつ散らばってくれるようになるのでオススメです。
最終的にはこんな感じにSplatterで設定しました。
ジェネレーターで作成した葉っぱや小枝がランダムに配置されていると思います。
ジェネレーターとSplatterを使用するとこういった小物を散らすのが非常に簡単で楽しいです。
普通のマテリアルじゃ少し物足りないって時にはぜひ使ってみてください。