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美術解剖学

【解剖学】下半身の骨格をまとめて解説【スケッチ】

下半身の骨について

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こんにちは。

夏ワタル(@summering26)です。

 

前回上半身の骨についてまとめ記事を書きました。

 

▼前回の記事はこちら

上半身の骨について
【解剖学】上半身の骨格をまとめて解説【スケッチ】

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今回は「下半身の骨」についてまとめて解説していきたいと思います。

 

下半身は一見簡単そうに見えますが、上半身に負けず劣らず細かくて物量が多く大変でした笑

 

この記事を読むだけでもザックリとは理解出来ますが、

それぞれの記事ではもう少し細かく解説しているので興味のある方は是非部位ごとの記事もどうぞ〜。

 

下半身の骨格スケッチのまとめです

 

下半身の骨まとめ

 

まずどこからが下半身なのかについてですが、骨盤あたりから足の指先までを下半身と考えて解説していきます。

 

それぞれの骨格の部位に分けてわかりやすいスケッチのみをピックアップしてます。

 

上下左右から見た図についてはそれぞれの個別記事に載っていると思いますので、深堀りしたい方はリンクからどうぞ〜。

 

 

 

下肢の骨

下肢の骨についてのスケッチ

 

まずは下肢の骨の全体から解説。

 

下肢の骨=下半身は人間の上半身を支えている部分なので重要です。

 

上半身の重い体重を支えつつ、二足歩行で歩くため比較的大きい骨が多い傾向にあります。

 

 

下肢の骨それぞれの名称

下肢の骨のそれぞれの名称とスケッチです。

 

骨盤には寛骨(かんこつ)仙骨(せんこつ)尾骨(びこつ)があり、上半身の重さを支えています。

 

その下に大腿骨(だいたいこつ)が続き、膝蓋骨(しつがいこつ)、ふくらはぎの骨である脛骨(けいこつ)腓骨(ひこつ)から足の骨へ。

 

足の先へ向かっていくにつれ、下肢の骨まとめ▶踵骨(しゅこつ)遠位足根骨(えんいそっこんこつ)中足骨(ちゅうそくこつ)基節骨(きせつこつ)中節骨(ちゅうせつこつ)末節骨(まっせつこつ)となっています。

 

上半身の体重を受け止める骨盤付近の骨▶特に大きな脚の骨▶足の骨というふ風にブロックごとにイメージすると良いかもですね。

 

 

下肢の骨ポイント

・下肢の骨は上半身の重さを支えている

・骨盤には寛骨(かんこつ)仙骨(せんこつ)尾骨(びこつ)

・脚の骨は大腿骨(だいたいこつ)、膝蓋骨(しつがいこつ)、脛骨(けいこつ)、腓骨(ひこつ)

・足の骨は踵骨(しゅこつ)、足根骨(そっこんこつ)、中足骨(ちゅうそくこつ)、指骨(指骨)

 

 

 

▼こちらの記事で詳しく解説しています。

下肢の骨についてのスケッチ
【解剖学】#11下肢の骨の構造について知っておこう

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骨盤

骨盤についてのスケッチ

骨盤は人体の中心にある骨の郡のことです。

 

半身と下半身の接続部分にある寛骨仙骨尾骨をひとかたまりにしたものをいい、

大きく寛骨と仙骨という骨があって、その中で細かい部位ごとに名称が分かれています。

 

骨盤の形は男性と女性で違っています。

 

 

骨盤ってどんな骨?

 

男性の骨盤の形状のスケッチ

前方から

 

 

骨盤は上半身の重さを受け止めてそれを支えています。

 

左右の寛骨の中央に仙骨があり、男性の場合は寛骨の幅がやや狭く、仙骨と完骨の隙間が狭いですね。

これは男性は出産をする必要が無いから。

狭いハート型といった感じでしょうか。

 

 

また仙骨と寛骨の間には仙腸関節(せんちょうかんせつ)があります。

寛骨は腸骨、恥骨、座骨と下にいくごとに違う名称の骨になっていきます。

 

 

元々は別の骨だったものが成長するにつれて17歳前後に一体化して寛骨という大きな骨になります。

 

更に大腿骨に接している部分が恥骨、その下の部分が座骨と呼ばれています。

寛骨は恥骨の前方で恥骨結合(ちこつけつごう)として固定されています。

 

骨盤のポイント

・人体の中央に位置するハート型の骨のかたまり
・骨盤は男女で形が違う
・男性の骨盤は細く無骨な印象
・女性の骨盤は広く浅く、丸みのある印象
・骨盤は寛骨と仙骨と尾骨が一体化したもの

 

▼こちらの記事で詳しく解説しています。

骨盤についてのスケッチ
【解剖学】#12骨盤ってどんな骨?実際のスケッチと一緒に解説

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寛骨

寛骨についてのスケッチ

 

骨盤の左右についているのが寛骨です。

 

骨盤を支えつつ、大腿骨が接続するためのくぼみがついていて、いわば足の軸といった立ち位置の骨です。

 

寛骨ってどんな骨?

寛骨とは

寛骨とは仙骨の左右に位置していて、骨盤を支えている骨の郡の名称です。

 

腸骨、恥骨、坐骨という3つの骨が組み合わさって出来たものです。

 

ひとかたまりで寛骨と呼ぶのですが、もとはこの3つの骨で出来ていて年齢を重ねるごとに一体化して一つの大きな骨になっていきます。

 

女性と男性で形状が違うのも特徴です。

 

 

ポイント

・寛骨=腸骨+恥骨+坐骨
・腸骨は上部で広がった部分
・恥骨は前方に突き出た部分
・坐骨はお尻の下の後ろに突き出た部分

 

 

▼こちらの記事で詳しく解説しています。

寛骨についてのスケッチ
【解剖学】#13骨盤を支える寛骨ってどんな骨?スケッチしてみたので解説

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仙骨

仙骨についてのスケッチ

 

寛骨に関係する骨盤の骨のひとつが仙骨です。

脊柱の一番端の骨でもあります。

 

 

 

仙骨ってどんな骨?

仙骨前面のスケッチ

前面のスケッチ

 

 

仙骨を前面からみたスケッチがこちら。

 

きれいなスペード型をしていますね。

 

仙骨の上前縁(上部の前の方にあるふち)には、仙骨岬角(せんこつこうかく)というでっぱりがあります。

 

 

その上には上関節突起(じょうかんせつとっき)があり、関節と繋がっています。

 

上部の広がった部分が仙骨翼(せんこつよく)

 

 

そして仙骨の特徴的な部分ですが、左右に4つのあながあいています。

これを仙骨孔といい、前面は前仙骨孔(ぜんせんこつこう)といいます。
この穴は仙骨神経などの入り口になっている様です。

 

 

仙骨は元々は別々の仙椎として分かれており、成長に従って結合し、その結合面の名残として残っているのが横線(おうせん)です。

 

 

そして、仙骨の下端部(いちばん下の部分)には、尾骨があります。

 

 

 

ポイント

・仙骨は骨盤の中心にある骨
・逆三角形のスペード形になっている
・仙骨孔という穴が空いている
・仙骨の下端部には尾骨がある
・後面は棘突起(でっぱり)が連なっている

 

 

▼こちらの記事で詳しく解説しています。

仙骨についてのスケッチ
【解剖学】#14骨盤の中心にある骨、仙骨とは?スケッチと一緒に解説

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大腿骨

大腿骨についてのスケッチ

 

人間の骨格の中でも比較的大きな部位なのが大腿骨にです。

 

ふとももの骨ですね。

 

上下が大きな関節になっているのでそれぞれの端が特徴的な形状をしています。

 

 

大腿骨とは?

 

大腿骨(外側)のスケッチ

外側のスケッチ

右脚の大腿骨を外側から見たスケッチがこちらです。

 

大腿骨は哺乳類に身体の中では最も長く体積があって、かつ強靭な骨です。

 

大腿骨骨折なんてほとんど聞いたことがないくらい頑丈ですね。(僕の周りだけかもしれませんがw)

 

 

寛骨と関節する大腿骨の近位端(人体に一番近い部分)には大腿骨頭(だいたいこつとう)があります。

 

半球の形をした大腿骨頭の下にある大腿骨頸(だいたいこつけい)は大腿骨の軸に対して45度程度かたむいています。

 

上部外側にある大転子(だいてんし)と、大腿骨頸した部分にある小転子(しょうてんし)には臀筋(でんきん)がついています。

 

遠位端(身体から離れているところ)には内側顆(ないそくか)外側顆(がいそくか)があります。

 

 

前方(横から見ると右側)にある膝蓋面(しつがいめん)には膝蓋骨(しつがいこつ:いわゆる膝小僧の骨)と関節しています。

 

ポイント

・大腿骨は人体で一番長い
・とても頑丈な骨
・骨盤との接続部分が大腿骨頭
・遠位端は左右にふくらんでいる
・大腿骨体は前方に向かってなめらかに湾曲している

 

 

▼こちらの記事で詳しく解説しています。

大腿骨についてのスケッチ
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膝蓋骨

 

 

膝蓋骨とはひざの骨のことです。

膝関節を保護する骨です。

 

 

膝蓋骨(ひざの骨)とは?

 

膝蓋骨前面

膝蓋骨前面のスケッチ

 

 

膝蓋骨の前面はこの様な凸状の形になっています。

 

上部の幅が広くなっている部分が膝蓋骨底(しつがいこつてい)です。

 

膝蓋骨上縁(じょうえん)部分には大腿四頭筋がついています。

 

膝蓋骨の下部にある尖った部分が膝蓋骨尖(しつがいこつせん)です。

ここから靭帯(膝蓋靭帯)が始まっていて、脛骨まで伸びています。

 

 

触ってみると下部が少し尖った形状になっているのがわかります。

 

また膝蓋骨の上部には脂肪組織があります。

 

 

ポイント

・膝蓋骨はひざの皿の骨
・上部が広く、下部が尖っている
・下部は膝蓋骨尖(しつがいこつせん)
・ひざの関節を守っている
・靭帯や腱、脂肪が多くついている
・種子骨のひとつ

 

 

▼こちらの記事で詳しく解説しています。

【解剖学】#19膝を守るプロテクター「膝蓋骨」をサクッと解説

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脛骨

脛骨について

 

脛骨とは簡単にいいますとふくらはぎの骨です。

 

膝蓋骨から足首まで繋がった骨で、身長の約5分の1ほどの長さになります。

 

ふくらはぎの骨は脛骨腓骨という2つの骨で構成されていて、脛骨は人体からみて内側かつ前側についています。

 

 

脛骨ってどんな骨?

脛骨前面のスケッチ

脛骨前面のスケッチ

 

 

脛骨は脚の内側に位置しています。

 

 

上面には2つの平らな面があり、大腿骨の遠位端にある外側顆(がいそくか)内側顆(ないそくか)に接続して関節を作っています。

 

 

外側顆には腓骨との関節面があります。

 

 

また脛骨粗面には膝蓋骨から伸びている人体がつくようになっており、骨体にそって前縁の陵(ぜんえんのりょう)が走っています。

 

ここの部分は皮膚のすぐしたに骨があります。
(実際に触ってみましょう。ふくらはぎの前に硬い骨があるはずです)

それが前縁です。

 

 

そしての部分を鈍器のようなもので思いっきり打ってみましょう。
超痛いです。(弁慶の泣き所なので)

 

折れても責任はとりません。

また遠位端にある内側の結節が内果(ないか)です。

 

脛骨の近位端でも腓骨と接していますが、遠位端の外側でも腓骨と接していて、この部分は踵との関節も作っています。

 

 

ポイント

・ふくらはぎの骨は脛骨と腓骨が合わさって出来ている
・上部と下部は幅が広くなっている
・前縁は皮膚のすぐ下にある
・近位端と遠位端で腓骨と接している

 

 

▼こちらの記事で詳しく解説しています。

脛骨について
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腓骨

腓骨について

 

 

腓骨は脛骨と合わせてふくらはぎを構成している骨です。

 

人体の外側(がいそく)に位置していて、膝下から足首までをつないでいます。

 

前腕の骨は橈骨尺骨で構成されていますが、ふくらはぎも似たように2本の骨で出来ています。

 

細くねじれたような骨で脛骨と合わせて足の骨を包み込むように関節しています。

 

 

 

腓骨とはこんな骨

腓骨前面のスケッチ

腓骨前面のスケッチ

 

 

腓骨は脛骨よりも細く、脛骨の外側若干後ろの方についています。

 

上部の近位端(人体に近い部分)が膨らんでいるのですが、ここを腓骨頭(ひこつとう)といいます。

 

腓骨頭の先端に尖った部分があるのがわかるでしょうか。

ここを腓骨頭尖(ひこつとうせん)といいます。

 

腓骨頭には脛骨との関節面である腓骨頭関節面(ひこつとうかんせつめん)があります。

その下に腓骨頚(ひこつけい)があります。

 

外側を向いているのが外側面(がいそくめん)で、内側を向いているのが内側面(ないそくめん)です。

 

外側にあるふち(縁)の前部に位置しているのが前縁(ぜんえん)

ねじれて下がってうしろに向かっているのが後縁(こうえん)です。(ねじれているので非常にわかりにくい)

 

脛骨との間の骨間縁(こつかんえん)があり、内側にでているのが内側陵(ないそくりょう)です。

 

 

そして遠位端には外果(がいか)があります。

 

人体の内側にある脛骨には内果(ないか)がありましたが、腓骨は外側にあるので外果(がいか)です。

 

 

踝(くるぶし)に位置した骨ですね。

 

くるぶしを実際に触ってみると飛び出た2つの骨があると思うんですが、それが内果(ないか)と外果(がいか)です。

 

 

ポイント

・腓骨はふくらはぎの外側にある骨
・三角柱の様な骨体で、脛骨よりも細い
・ねじれたような形状
・上部と下部で脛骨と繋がっている
・外果(がいか)が外側のくるぶし

 

 

▼こちらの記事で詳しく解説しています。

腓骨について
【解剖学】#17ふくらはぎの外側にある?腓骨について解説【スケッチあり】

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足の骨

足の骨についてのスケッチ

 

最後は足の骨です。

足骨(そっこつ)とも呼ばれます。

なかなか難しいですが、覚えておいて損はないと思います。

 

 

 

足骨(足の骨)とは?

足骨外側

足骨外側のスケッチ

足骨は主に3つの部位に分けて考えると良いです。

 

足根骨かかと付近の骨の集まり。
中足骨足の平
指骨足の指です。

 

 

外側から見ると踵骨の大きさが一際わかりやすいですね。

 

 

距骨の前方の外側には立方骨(りっぽうこつ)という骨があります。

 

舟状骨の反対側に位置しています。(つまり外側)

 

立方骨と舟状骨で挟まれたのが3つの楔状骨(きつじょうこつ)です。

前方にいくにしたがって中足骨から指骨へと続くのですが、第二指(中指)から第五指までは3つの骨になります。

 

それが基節骨(きせつこつ)、中節骨(ちゅうせつこつ)末節骨(まっせつこつ)です。

中指から外側にいくにつれて短くなっているのがわかると思います。

 

 

ポイント

・足骨は3つの部位に分けられる
・踵骨と距骨が足の根元
・中足骨、舟状骨、楔状が足の甲
・基節骨(きせつこつ)、中節骨(ちゅうせつこつ)、末節骨(まっせつこつ)が指の骨
・親指には中節骨が無い

 

 

▼こちらの記事で詳しく解説しています。

足の骨についてのスケッチ
【解剖学】#18意外と重要?足の骨について解説【スケッチあり】

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下半身の骨格まとめ

下半身の骨まとめ

今回は下半身の骨格について今までの記事をまとめて解説しました。

 

 

骨格を理解できればより正確なキャラクターなどのイラストの描写をすることが出来るようになると思いますし、

人体について理解しておいて損は無いですよね。

 

細かい名称をおぼえるのはとても大変ですしあまり必要ないと思いますが、それぞれの形状は理解しておくべきでしょう。

 

 

また骨格に加えて筋肉についても勉強するとより効果的です。

 

今回骨格についての全身のスケッチをしたことで僕としても人体の理解に繋がりましたし、観察力が身についたように思います。

 

骨格についての理解は重要ですよね!

 

それでは読んでいただきありがとうございました!

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夏ワタル

デザイナー/イラストレーター。 イラスト制作や3DCG制作に関するTipsを発信しています。 才能ゼロでもイチから独学で絵が描けるようになる方法を研究中。 MAYAとSubstanceシリーズをメインに使っています。

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