エジクンフットスイッチアイキャッチ

ガジェット

2022/3/14

PC作業を効率化できるフットスイッチ(フットペダル)を導入してみた感想

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Substance3DPainterアンカーポイントアイキャッチ

SubstancePainter

2021/11/6

【Substance 3D Painter】アンカーポイントの基本について解説してくれている公式動画が公開

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エルゴノミクスキーボードアイキャッチ

ガジェット

2022/4/2

【Macで使える】Microsoftのエルゴノミクスキーボード買ってみた【レビュー】

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キーボードマーキングシールアイキャッチ

ガジェット

2021/8/25

キーボード入力を効率化できる「キーボードマーキングシール」買ってみた

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頸部の筋肉アイキャッチ

美術解剖学

2021/5/29

【美術解剖学】頸部(首)の筋肉をイラストで解説

  人間の体の中でも特に重要なのが頭部ですが、その頭部の動きを司っているのが「頸部(首)」です。   頸部(けいぶ)には重い頭部を支えるしっかりした筋肉がいくつかついています。 体と頭を繋ぐ橋渡しのような部位でもありますし、デコルテ部分は顔の次に目立つ部分でもあります。   今回は頭部に続いて重要なポイントととなる「頸部(首)」の筋肉について、自作のイラストを使って解説します。   こんな方におすすめ 美術解剖学に興味がある方 人体の知識をイラスト制作やモデリングな ...

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美術解剖学

2021/5/28

【美術解剖学】頭部の筋肉をイラストで解説

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美術解剖学

2021/5/27

【美術解剖学】筋肉の「起こる所」と「着く所」【イラスト】

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美術解剖学

2021/5/23

【美術解剖学】体の動きに関して覚えるべき解剖学用語について解説

  美術解剖学を勉強すると人体の動きに関してより深い理解ができるようになります。 その理由は骨格や筋肉の動きを勉強することになるため、自然と人がどのように動いているのかについて考える習慣がつくからです。   しかし美術解剖学で人体の動きを学ぶ際にも専門用語が複数登場するので、この前提知識を知らないと勉強に時間がかかってしまいがちになります。   そこで今回は美術解剖学を勉強する際に登場する「体の動きに関する解剖学用語」について紹介します。 動きに関するものだけなので比較的簡単 ...

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パースペクティブ

【パース】垂直消失点(VVP)を使って傾斜面を描く方法

傾斜面アイキャッチ

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こんにちは。

夏ワタル(@summering26)です。

 

 

僕は最近パースについての復習がてら記事を書いているわけですが、色々調べていると透視図法の応用で坂道を描く機会がありました。

 

 

ただでさえパースの効いた画作りをするのは大変ですが、更に坂道を描くとするともっとめんどくさいって思いますよね。

 

僕もパース初心者だったころはとてもめんどくさいと思っていましたが、

やり方を覚えればそこまで複雑でもないのです。

 

そこで今回はパースで坂道などの傾斜面を描く方法について解説してみたいと思います。

 

傾斜面を描く場合に需要なポイントとして「垂直消失点(VVP(Vertical Vanishing Point) 」があります。

 

 

「出たよまためんどくさ専門用語……」

 

 

と思うかもしれませんが、意外とカンタンなことなのでサクッと覚えられると思います。

 

専門用語覚えてドヤるのもアリ?

 

 

垂直消失点(VVP)を使って傾斜面を描く方法

傾斜面地面の前提

まずは傾斜面を描く際の前提条件から。

 

1点透視図法2点透視図法などで描く場合には、地面に対して平行であることを最初に確認しておきます。

 

つまり、地面に対して変な角度になっていないということです。

 

またこの様な平行な面の場合は、消失点(VP)地平線(HL)と同じラインに向かって消失していきます。

 

垂直消失点(VVP)を追加する

垂直消失点を追加

傾斜面を作るために、まずは垂直消失点(VVP)を追加します。

 

この垂直消失点(VVP)傾斜面の消失点になるもので、HL上にあるVPの垂直線の上になるという決まりがあります。

 

傾斜面の角度が急なほどVVPは高い位置になります。

 

逆に浅めのスロープなどを描きたい場合は低めに設定すると良いと思います。

 

またこの消失点(VP)から垂直消失点(VVP)まで通っている線のことを垂直消失線=VVL(Vertical Vanishing Line) といいます。

 

 

垂直消失点に向かって傾斜線をひく

傾斜線を引く

垂直消失点を決めたら、あとは地面に平行なオブジェクトの角の部分からVVPまで線を引きましょう。

 

これで傾斜面は出来上がりです。

 

普通のスロープや坂道もこれを利用すればカンタンに描けますし、

垂直消失点と消失点のパースを組み合わせれば階段などの段差のあるものを描くことも可能です。

 

 

垂直消失点(VVP)を上手く使いこなす

垂直消失点を使いこなす

垂直消失点を上手使いこなせるかどうかで画作りの幅が広がります。

 

 

例えば、垂直消失点(VVP)は地面からの角度=傾斜面の傾きが大きければ大きほど垂直消失線(VVL)上の上に向かっていきますし

逆に傾斜面の傾きが浅くなるにしたがって下の方に向かっていきます。

 

 

また垂直消失点は地平線(HL)と同じ働き、つまりパース線が消失点に向かって消えていくという働きをしていますが、HLとの違いは必ず垂直に動くということです。

 

 

それぞれ違う点にVVPを設置するとこういった図になります。

 

 

登り坂を描くことも可能ですし、下り坂を描くことも可能になるわけですね。

 

 

 

長方形から傾斜面を描くことも可能

 

裏技ではないですが、別の方法長方形から傾斜面を描くことも可能です。

 

 

必ずしも傾斜した面や、垂直消失点をみつけて描かなければ良いというわけではなく、

 

傾斜面した部分の高さと底辺がわかっていれば対角線を引くだけで傾斜面を描くことが可能です。

 

1、透視図法で直方体を作成する

長方形から傾斜面を描く①

 

まずはこんな感じで基本の長方形のオブジェクトを作ります。

これが底の面になります。

 

2、消失点(VP)にそって高さを決めます

長方形から傾斜面を描く②

次はパースラインに沿って、傾斜面の一番の高さを決めます。

イメージしたい傾斜面の勾配によって高さを低くしたり高くしたり自由にやってみてください。

 

 

 

3、それぞれの辺の頂点部分を結べば自動的にVVPに沿った傾斜面になる

長方形から傾斜面を描く③

 

最後に底辺部分の頂点と、高さの部分の頂点を結べば傾斜面の完成です。

 

 

この様な感じで垂直消失点(VVP)を必ず見つける必要は無く、消失点さえ分かれば傾斜面を描くことはできるのです。

 

VVPが画面内から大部はみ出した遠くの部分にあり、わざわざ垂直の消失点をみつけるのが面倒なときや、

イラストのアクセント程度のカンタンな傾斜面などの場合はこの方法だけで十分だったりします。

 

 

まとめ

傾斜面まとめ

 

今回は垂直消失点=VVPを使って傾斜面を描く方法について解説しました。

 

平坦なパースだけではなく傾斜面したパースを使えばアクセントにもなりますし、

単調な印象を回避することが出来るので、たまに使ってみると良いと思います。

 

 

 

垂直消失点というものを設定するのが面倒でも、辺の高さ底辺が分かれば傾斜面を作ることができるというのも楽で良いですよね。

 

傾斜面を描く際のポイント

  • VVP(Vertical Vanishing Point) = 垂直消失点を見つける
  • 底辺部分からVVPに向かて線を引けば傾斜面が出来る
  • VVPは地平線(HL)の垂直上にある
  • 消失点(VP)と垂直消失点(VVP)を結んだ線をVVL(Vertical Vanishing Line) = 垂直消失線と呼ぶ
  • VVPを設定しなくても、底辺と高さの辺が分かれば傾斜面を描くことができる

 

今回は少しパースを応用した内容でしたが、傾斜面について理解できれば幸いです。

特に階段等を描く際にはこれは使える手法だと思うので、ぜひ使ってみてください。

 

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夏ワタル

デザイナー/イラストレーター。 イラスト制作や3DCG制作に関するTipsを発信しています。 才能ゼロでもイチから独学で絵が描けるようになる方法を研究中。 MAYAとSubstanceシリーズをメインに使っています。

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